連雀クリニック

日帰り注射療法(痔核硬化療法及び手術療法)

1.痔核(いぼ痔)
痔核の第2度~第4度は硬化療法(注射療法)で根治可能です。特に脱出及び出血症状の消失が主な特長です。 常時脱出した内痔核は注射療法による治療を行い、肛門周囲に突出した皮垂、外痔核は麻酔して無痛に切除すれば、翌日からは脱出しなくなります。 当院で使用している硬化注射液は痔核組織に中程度の繊維化作用及び毛細管の収縮作用によって痔核を萎縮消失させ、組織の壊死は起こりません。施行後は2~3日間の違和感を伴いますが、問題なく排便できます。 年間約350人以上の施術で95パーセント以上の治癒率です。 一方でまだ使用されている腐食注射療法(くさらせる)は痔核と周囲の正常組織まで壊死しますので潰瘍状となり出血及び強度の疼痛もある為、日常生活に支障をきたします。治った後も瘢痕形成が起こり、肛門狭窄と肛門変形の原因となります。
2.裂肛(きれ痔)
慢性裂肛による潰瘍形成は肛門痛及び肛門狭窄症状で排便障害となり日常生活に支障をきたす為、手術療法となります。 潰瘍部の切除及び肛門括約筋部分切開で根治できます。
3.痔瘻
前方及び測方の痔瘻は開放手術すると治った後でも肛門変形が起こり得ます。変形させない為には、括約筋を開放切除しない、内括約筋・外括約筋を温存する手術をすれば、術後肛門機能障害を防げます。 複雑性痔瘻(座骨直腸窩痔瘻、高位直腸筋間痔瘻)における手術は括約筋を出来るだけ残し、大きく切除しないで原発口と原発巣を可及的に切除すれば根治できます。
4直腸脱
高年齢者に多い直腸脱は、侵襲の少ない注射療法(硬化療法)で完治できます。

連雀肛門科消化器内科クリニック
院長 黄田 正徳

院長  医学博士 黄田 正徳
昭和53年 帝京大学医学部卒
昭和54年2月 東京医科大学病院外科学教室勤務
昭和57年11月 社会保険中央総合病院
大腸肛門病センター勤務
平成5年2月 大成会長汐病院
外科・肛門科勤務
平成11年8月 当院開業